NPO法人NEXTEP
熊本県では、新しい公共支援事業(活動基盤整備)の一環として、社会貢献活動に取組む団体の活動を様々な媒体を活用して県民の方に広く紹介しました。今回は、県内で活動するNPO等の活動内容をカメラ取材し、撮影、編集した動画を紹介します。
全国でも珍しい「小児専門の訪問看護サービス事業」を展開。設立のキッカケとは。
病院の中では解決できないことが多い。もっと自分にできることはないか。
小児科医を務める代表の島津氏。病院にいる子ども達を見て、教育・社会的に病院の中では解決できない問題があることを知り、NPOという形で様々な垣根を超えて、不登校や障害を持った子ども達のための活動始めた。不登校の子ども達との農作業体験、障害を持った子どもがいる家庭へ看護師を派遣している。
先日行われた「クリスマスの集い」では、ボランティアの大学生たちが障害をもった子ども達の家庭のために「夢を叶える」というテーマで活動した内容が発表された。
医療と看護は提供する側と受ける側ということになりがちだが、NEXTEPの活動は押し付けるのではなく、当事者の家族にどういうニーズがあって何を求められているのか、同じ立場、同じ目線にできるだけ近づいて、一緒に少しずつ実現させていくという姿勢を大事に考えている。
活動を通して「頑張っている子どもたちや、その家族の頼れる存在になりたい」
既にサービスを受けている家族にとって、NEXTEPは生活の一部で、家族のような存在になっている。今後も、障害の有無にかかわらずより多くの家族や子ども達が安心して成長していける地域づくりを目指して、自分ができることから始めて行きたい。
最終更新日[2013年3月28日]